人間教育の基礎である幼児教育の重要性を考え、保育の目標を、人間形成の上で一番大切な「心」を育て、健康を保持する事を留意点とし、幼児期らしい生活を充実させ、様々な体験を通して自主性を育み、自立心を養い、将来的に有為な社会人となる為に必要な生活の基礎的習慣を年齢に応じて確実に習得されるよう、次のように年齢別の具体的な目標を定めて、毎日の保育は展開されます。
広い園庭での戸外遊びの充実
散歩、園外保育、どんぐり拾い等で、歩く習慣をつける
毎週水曜日の’スポーツの日’には、色々な運動に挑戦する
年間を通じて、遊びの中でマット運動や跳び箱、巧技台を利用する
専任講師による4歳児の体育指導は、子ども達に心待ちにされる体操を!ということを第一に考え、柔軟性や基礎体力の増進をはかります。

専任講師による5歳児の体育指導は、小学校への進学も考慮し、運動能力の促進をはかります。

人の生命にとって最も大切な水を充分に与えられるよう整える

お茶のお稽古

陶芸指導
表現活動: 音楽、リトミック、描画工作等を通し、幼児らしい豊かな表現力と創造性を発達段階に応じて育てる
さくら文庫: 本への興味を育てることを目的に、蔵書の充実を図り、貸し出し活動をしています
動植物の飼育栽培: シバヤギ、うさぎ、クジャクハト、セキセイインコ、うずら等の飼育や草花や野菜を種蒔きから作るということで、四季の移り変わりを知り、事象観察を通して、生命の大切さを理解させます。
陶芸(焼き物): 信楽の粘土から年齢にあわせた作品作りを行います。泥の塊からの形作り。真っ白な物への色付け作業等を通して唯一無二の作品を作りあげる喜びを知ります。
お茶のお稽古(年長児): 畳上での行儀作法(正座/お辞儀/歩き方等)を身につける過程で、「和敬静寂」の心を知る。

*一年間のお茶のお稽古と三年間の陶器(焼き物)作りの総纏めとして、自分で作った卒園制作作品の抹茶茶碗でお茶会を開き、お茶を立てます。

日々の保育の中で、他学年、他クラスと常に繋がりを持って交流し、自分より弱いものへの、いたわりや思いやりの心を育てる。
園でのやくそくごとやルールを全員で守れるようにする。
小動物の世話をする事により、親しみを持ち、可愛がる気持ちを育てる。
自然や限りある資源を無駄にしないよう、物を大切にする気持ちを育てる。